今年は、きかんしゃトーマス号が大井川鐵道にやってきて10周年となる、特別な年です。
2022年9月の台風15号で大きな被害を受けた後、運行再開区間を順次延ばしてきた大井川鐵道。
2024年は、走行区間が新金谷⇔家山から、新金谷⇔川根温泉笹間渡に拡大され、
トーマス号は6月〜12月の運行が予定されています。
およそ2年ぶりに、大井川の鉄橋を渡るあのトーマスの姿が帰ってきました!
やっぱりトーマス号で思い浮かべるのは、大井川第一橋梁を走り大井川を渡る姿♡
2021年9月にもトーマス号に乗るツアーに参加した我が家。
長男が、写真をみては「また行きたい!」と言っていた為、次男が1歳半になったらまた大井川鐵道に行こうと約束をしていました。
2024年6月。第3子妊娠8ヶ月、トーマス大好き!な4歳&1歳の息子たちを連れて、1泊2日の静岡旅行に行ってきました⭐︎
この記事では、
- 大井川鐵道トーマス号&トーマスフェア 《体験レポ》
- 「DAY OUT WITH THOMAS™」2024 基本情報
《昨年からの変更点や、子連れで参加する時の注意ポイント含》 - 大井川鐵道トーマス号 チケットの取り方
- 大井川鐵道トーマス号&トーマスフェア 感想
について解説します。
大井川鐵道川根温泉ホテル宿泊、KADODE OOIGAWA については別記事で。
大井川鐵道トーマス号&トーマスフェア 《体験レポ》
9:00 トーマスフェアin新金谷駅
自家用車で9:00前に新金谷駅に到着。
新金谷メイン会場の駐車場は、1日1000円。
トーマス号乗車はせず、見学飲みの場合は、臨時駐車場(新金谷駅徒歩約15分・シャトルバスあり)を利用するよう案内されています。
他に、新金谷駅の目の前にコインパーキングがあり、こちらは24時間最大1000円、30分/100円です。
利用時間によってはこちらの方がお得ですし、駅にもプラザロコにも近いです。
ただし9:00前に入庫し残り数台、9:00過ぎには続々とこちらのコインパーキングに駐車されいっぱいになっていました。停められたらラッキー。
トーマスフェアは、きかんしゃトーマス号運行日の9:00~16:00まで開催しています。
今回は、12:34発の2便目に乗車し、家山で下車する為、朝からトーマスフェアin新金谷に行きました。
今年、新金谷メイン会場はリニューアルされ、見どころが沢山あるので、トーマス号乗車前後の時間に余裕を持って計画されることをオススメします⭐︎
まずトーマスフェアに入場。1名400円、5歳以下は無料。入場券提示で再入場可です。
昨年は入場料500円で記念品(トーマスの缶バッジ)付きだったようですが、お値段下がり、記念品なしです。
フリンとトップハム・ハット卿、今年から新金谷駅にやってきたウィンストンがお出迎え。
昨年までは千頭駅にいたウィンストン。近くにいるスタッフさんが声をかけてくださるので、家族みんなでウィンストンに乗って写真撮影ができます。
フリンは消火活動中。ミストを結構大量に出すので、暑い日にはとても気持ちいいですが、だいぶ湿ります。
←200円で乗れるバッテリーカー。
トーマス・パーシー・バーティの3台があります。
1歳の次男、大人同伴かと思っていましたが、
4歳の長男と一緒に乗せてくれました。
→こちらのトーマスミニSL、なんと無料!
(3年前は千頭駅にありました。)
次男、ハマりすぎで、もう一回もう一回と、連続5回程乗せてもらいました。
それができたのもこの時間にトーマスフェアに行ったから。
ガラガラに空いているのでスタッフさんに尋ねると、9:34発のトーマス号1便目が新金谷駅に戻ってきて、転車台でトーマスが回転する前後の時間がピークに混み合うそうです。
たしかに、転車作業11:25〜11:35前後は、フェア内の乗り物全て行列になっていました。朝の時間オススメ!
一通り遊び、一旦プラザロコへ戻ります。
お昼までまだ時間がありましたが、先にお弁当を購入。
トーマスランチボックス1200円、トーマス弁当1080円、大井川周辺の食材を使った幕の内弁当などがあります。
お店の方は、『その日の混雑具合だけでなく、気温等によっても売れ方は全く違うので、何時頃までなら残っているかはなんとも言えない』 とのことでしたので、早めに購入。
今回はトーマスランチボックス、トーマス弁当、ふるさと弁当を買いました。
ランチボックスは、3年前と同じ内容。
トーマスランチボックスもトーマス弁当も、海苔で書かれたトーマスが可愛い!
ランチボックスの蓋の上に、大井川鐵道トーマスの写真の載ったハガキがついています。帰宅早々、長男がじぃじばぁばにハガキを書いていましたが、このボックスと同じ六角形のハガキなので、郵便局に切手を買いに行ったら63円でなく120円でした!
プラザロコ内では、
トーマスの乗り物(有料)に乗ったり、
今年からできたプラレールコーナーで遊んだり、
いろんなグッズが売っているお土産コーナーで買い物したり、
古いSLや駅舎の展示があり、中に入ることもできたり、
1時間くらいはすぐに経ってしまいます。
11:00 お昼休憩
プラザロコ内に休憩所が2箇所あります。
まず、こちらは、古いSLの展示の横辺りにある休憩所。
トーマスの映画を上映中!
すぐ近くに電子レンジや本のコーナーもあります。
たくさんの展示を見たり、フェアを満喫して少し疲れていた息子たち。
可愛いトーマスのお弁当を食べてからは、トーマスの映画に釘付けでした。
こちらも11:30の転車作業後は混雑していました。
転写作業前はこのように空いていて、ゆっくりできました。
もう1箇所は、プラザロコ入って右手奥の休憩所。
こちらも12時前にはいっぱいです。
12:34 きかんしゃトーマス号 2便目 乗車
2021年に、当時1歳10ヶ月の息子を連れて乗車したのは、台風被害の前年でした。
その為、新金谷⇨千頭駅まで乗車し、千頭トーマスフェアを楽しみ、帰りはトーマスバスに乗って新金谷まで帰るというツアーでした。それでも千頭駅までの道のりは長く、息子のお昼寝タイミング等考えるのに苦戦した覚えがあります。
台風被害以降、途中下車駅はなかったため、往復乗車すると乗車時間がかなり長くなっていましたが、今年から家山駅で降車が可能になりました。
今回、1歳8ヶ月の次男も含め2人の幼児連れ、さらに妊娠8ヶ月の妊婦で親もしんどい・・・。
ということで、
乗車時間1時間ほどで下車できる家山降車 することにしました。
主人とふた手に別れ、主人は家山駅まで車で向かい、私が息子2人を連れてトーマス号に乗車。
新金谷駅には、プラザロコでは売っていないお弁当や軽食の売店、スタンドカフェもあります。
どれもSL・電車に持ち込みOK!
今回は親1人子供2人連れで余裕がなさそうだったのでお昼を済ませてから乗車しましたが、
車内で楽しむのも良いですね♪
ちなみに、トーマス号乗車前、プラザロコ横にバルジーがいました⭐︎
「DAY OUT WITH THOMAS™」2024 基本情報
HP等に情報はありますが、昨年からの変更点や、子連れで参加する時の注意ポイントを含めながらまとめてみたので、ぜひ参考にしてください。
トーマス号乗車・トーマスフェア開催日
2024年6月8日(土)~12月25日(水)のべ105日
夏休み期間は平日の運行もありますが、基本的には土日の運行が多いです。
【1便目】新金谷駅 9:30発
【2便目】新金谷駅 12:34発
【3便目】 新金谷駅 15:08発 ※7月・8月のみ
詳しくは、公式サイトのカレンダーをご確認ください。
トーマス号運転区間
走行区間が、2023年の新金谷⇔家山から、新金谷⇔川根温泉笹間渡に拡大されました!
また、これまで乗降取り扱いを行っていなかった「家山駅」で、復路に限り乗降が可能に!
これにより、きかんしゃトーマス号の乗車パターンは3種類に。
乗車パターン | 順路 | 料金 | 乗車時間 |
❶往復完全乗車 | 新金谷駅→川根温泉笹間渡駅→家山駅→新金谷駅 | 大人:3,820円 小人:1,930円 | 1h40m |
❷家山降車 | 新金谷駅→川根温泉笹間渡駅→家山駅 | 大人:2,630円 小人:1,330円 | 1h5m |
❸家山乗車 | 家山駅→新金谷駅 | 大人:1,190円 小人:600円 | 25m |
現地までの交通手段等にもよりますが、片道乗車で手軽に楽しめるのも嬉しいですね♡
家山駅に駐車場はない為、家山駅から乗車を計画する場合は要注意です!
大井川鐵道トーマス号 チケットの取り方
- ローソンチケットによる抽選販売
【 新金谷⇄川根温泉笹間渡駅 往復乗車+トーマスフェアin新金谷メイン会場の入場券付き 】
8月9月乗車チケット 二次抽選 2024/6/21(金) 12:00 ~ 2024/6/28(金) 23:59まで
抽選結果発表日時:2024/7/11(木) 15:00頃
10月11月12月乗車チケット 2024/7/26(金)~ 抽選受付開始予定
※直前販売チケットは、乗車び20日前頃から販売
- アソビュー!での販売
新金谷駅→川根温泉笹間渡駅(通過)→家山駅 の片道乗車券
家山駅→新金谷駅(降車)の片道乗車券
ローソンチケットは、購入後のキャンセルは不可。
アソビュー購入のチケットは、利用2日前までキャンセル料なし、利用前日からキャンセル料50%です。
大井川鐵道トーマス号&トーマスフェア 感想
デメリット・注意ポイント
❶ 往復乗車すると乗車時間が長い!
運転区間が拡大されましたが、まだ2022年までのように千頭トーマスフェアの千頭駅までトーマス号で辿り着くことはできません。
2024年は家山駅での降車が可能になり、私たちはふた手に分かれることで今回のようなプランを立てることができ、とてもよかったです。
しかし、家山で降りない往復完全乗車パターンだと運転区間が伸びた分、乗車時間が(とても)長く、小さなお子様連れだと少し大変かなと思いました。
❷ 家山駅周辺、少し不便
大井川鐵道では、授乳室・おむつ替えコーナーがあるのは、新金谷駅前プラザロコ・千頭駅・奥泉駅のみ。
デメリット❶でお話ししたように乗車時間がとても長いですが、かといって家山駅で途中下車しても、おむつ替えや授乳ができる施設はありません。
(とはいえ、本来トーマス号乗車で千頭駅まで行き、千頭トーマスフェアを楽しんで、復路新金谷駅まで。
というのが王道でしょうから、運行区間が限られている今、致し方無い部分ですね。)
また、家山駅に駐車場はありません。
トーマス号に乗車したい&千頭駅のフェアにも行きたい という場合は、やはり、自家用車での旅で、トーマス号に乗るのと車で家山まで向かう二手に分かれるのが良いかと思います。
メリット・良かったところ
トーマス大好きな息子たちは、迫力満点の本物の機関車であるトーマスに会うことができ、とても喜んでいました。
蒸気機関車が走る姿は普段見られないので、あの蒸気を噴き上げる音や黒煙を見ると、大人でも感激します。
また、今年は運転区間も拡大され、トーマス号が大井川第一橋梁を渡ることができるようになりました。
車窓から見える大井川の景色はとても綺麗です!
家山降車も可能になり、妊娠8ヶ月の私も、息子たちと無理のない旅行日程を組むことができました。
台風被害からの復旧中、毎年変化の著しい「DAY OUT WITH THOMAS™」。
これから行かれる方の参考になると嬉しいです!
ご覧いただきありがとうございました⭐︎