子宮内胎児死亡❷ーお腹の張りの自覚から胎児死亡判明までー

20代半ば、初めての妊娠で、26週子宮内胎児死亡。誘発分娩による死産となりました。

子宮内胎児死亡❶ー妊娠判明からお腹の張りの自覚までー はこちら。

子宮内胎児死亡❸ー死産から娘とのお別れまでー はこちら。

順調な妊娠経過からの変化

妊娠中期 胎児スクリーニング

引越しの準備でバタバタしながら、産婦人科の転院前最後の健診に行きました。

ちょうど24週頃だったので、中期の胎児スクリーニングの時期で、しっかり赤ちゃんを見てもらいました。

上のリンクは、日本産婦人科医会の記事ですが、中期胎児スクリーニングでは、脳、胸、腹、心臓、臍帯、骨格、いろんな検査項目があるようです。担当医は、すごく丁寧に時間をかけて見てくれる先生でした。
この24週時点で何も問題は見つからず、至って順調とのこと。元気な赤ちゃんを産んでね!と送り出してもらいました。

お腹の張り

その後、25週いよいよ引越し前後。
お腹が頻繁に張る感覚はありますが、痛みもなく暫く止まれば5分以内にはおさまっていく為、こんなものなのかな、と思いながら新居へ移動を終えました。

無理をしている感覚はないけれど、引越しとなればそこそこ頑張って動いたしな、、、
それにしても、けっこう頻繁に張るような?これが普通?とまたネット検索。

初めての妊娠で、張りの程度もどれほどが普通でどれほどが異常なのか分からず。
やはりネットで検索した結果では、急いで受診するような状態であるという結論には至りませんでした。

胎動が小さい・弱い


胎動は16週くらいから感じ初め、だんだん力強くなり。
リラックスしている時等、びっくりするくらいのダイナミックな動きをするようになっていた胎動も、なんだか小さいような気も。

調べたところ異常なお腹の張りではないし、数時間胎動を感じないということもないけれど、転院先の病院にも早めに行っておきたいし、あれこれ考えているよりエコーで見てもらったら安心と思い、2週間を待たず前倒しして転院先の産婦人科に受診することにしました。

転院先で初めての健診

転院先の産婦人科は、引越し先の賃貸アパートの窓からすぐそこに見えるくらいのところにありました。

まだ新型コロナウイルスとは無縁の時期でしたので、特に予定のなかった主人も一緒に健診に行きました。

はじめに、母子手帳を見ながら看護師さんとお話をしましたが、いろんな情報から、もしかしてご主人さん◯◯さんのところの息子さん?と早速身バレしました。義両親も引越し先の同市に住んでおり、主人も医者家系で、転院先の産婦人科の先生も全く知らない訳ではない関係でした。

健診中も、先生は主人と色々話しながら、という感じで、妊婦本人でありながら疎外感というか、遠慮してしまうというか、少しやりずらい感じはありました。

腹部エコーを見て笑いながら、「よく動くね〜」とのこと。


あーよかった、元気なんだ。ここ数日、前より胎動が小さくなったように感じていたし、今もよく動いている感覚はないけれど、エコーでよく動いているなら、私の感じ方が違かったんだろうな。
と思いました。
この妊娠の後、3度の妊娠期間を経た私が今振り返れば、産院の先生も、夫が付き添って見ている手前、少々緊張するというかやりづらいというか、動くからスムーズに測定がしにくいんだと言っておきたかっただけだと思います。本当は、そんなに言うほど元気よく動いてはいなかった。
妊娠25週程度になれば、よく動いている時は妊婦さんもちゃんと自覚出来ると思います。

経膣エコーもあり、子宮頸管長も問題なし。

最後に、お腹の張りのことだけ聞いてみましたが、答えはインターネットの検索結果と同じ。

少し休んでおさまってくるようなら問題ない

子宮頸管長もしっかりあるから切迫という感じもない

1時間に5回も6回も張るようなら心配だけど

というような回答でした。

なんだか今までと違うような気がして不安感はあるものの、お腹の中で元気に動いているようだし、張りも問題はないみたい。

胎児死亡の前日

エコーで心拍確認

健診翌日も、引越しの片付けをしながら過ごしていました。

お腹のキューっとした張りを相変わらず感じます。
胎動も弱い

でもこれは、すぐに受診をと言われるような状態ではないみたい。
実際、このような状態で昨日健診に行ったけれど、お腹の中では元気のようで、問題なかった。

それなのに、なんだか不安な気持ちは拭えずに夕方まで過ごし、あまりに気になる。
でも、昨日同じ状態で産婦人科で診てもらっているのに、急な受診で迷惑をかけることもしにくい。
ひとまず、夫と義理実家のエコーを借りてみる事に。

心拍は確認でき、心拍数も正常。でもやっぱり、あまり動いてはいないようだけど。
ちょうど寝ているところなのか?しばらく見ていました。

心拍が確認できれば大丈夫?

長いこと見ていたので、いつまで見てるのと、義母が様子を見に来ました。

義母は助産師。
心拍数は正常だけれど、胎動をあまり感じないし、エコーで見ていても動きがほぼないけれど、これが普通なんだろうか、大丈夫なんだろうか、と相談をしてみました。

心臓動いてるんだから大丈夫でしょ。どうしたのそんな不安定になって。母親になるんだからしっかりしなきゃ。そんなんじゃ産後鬱になる。そんなに心配なら明日診てもらってこれば。笑われるだけだと思うけど。

この地域に引っ越してきて、産院の方々も知らない人たちではなく、あまり私が迷惑をかける訳にはいかない と気を遣ってしまうところがすごくありました。
たしかに昨日健診で診てもらって元気だと言われたし、行っても迷惑になるし笑われるだけかもしれない。

けれど、初めての妊娠で分からないことだらけ、不安な気持ちが募る中相談し、このようなことを言われ、すごく気分が悪かった。胎動がなくても心臓が動いていれば大丈夫なのね。これが普通なのね。気にせず過ごすことがしっかりした母親になることなのね。と臍を曲げ、緊張していた糸もプツンと切れました。

子宮内胎児死亡 

胎児死亡判明

やはり不安な気持ちで、お腹を触って胎動を気にしながら、義母に言われたいろんな言葉も引っ掛かり、前日夜は眠れませんでした。

朝から、夫と普段通りの休日を過ごしながらも、前日夜、一緒に心配してエコーを見ていたはずなのに、義母にあんな言われ方をしても何も介入しなかった夫への不信感もありました。

やはり胎動は、微かに動いたかなと思うような小さなものがあるかないか。
どうしたっておかしいんじゃないか。やっと産婦人科を受診。

胎動が1日感じられないと伝えると、胎動カウントしろって指導したよな!?と先生。
すごい剣幕に、指導など受けていないのに、はい…と苦笑いしてしまった私。
2日前が転院後初めての受診でしたが、胎動カウント等の指導はありませんでしたし、実際そのような方法で確認はできていませんでした。
(後に、出産した総合病院で胎動カウントの指導について聞いてみましたが、一般的に26週以降であるとのこと。ちょうど指導を受けるであろう直前だったようです。)

早速エコーをしましたが、心臓が動いていないことはすぐにわかりました。
なんだか、変に冷静というか、やっぱりなという気持ちなのか、呆然としていました。

でもエコーを終えて、先生にこれからの話をされる時、身体の震えが止まらず、歯もガチガチいっていました。どうしようどうしよう、ばかり頭の中に浮かんでいたけれど、どうしたって娘の心臓はまた動きだすことはないという現実と向き合わなければならず。診察室を出て、泣き崩れることしかできません。

転院後の初めての受診の時、元気だと言われたけれど、胎動が弱い気がするときちんと自分の自覚症状を話していたら。
前日受診して問題なかったのに、同じ状況ですぐに受診して迷惑に思われたり笑われたらなんて、世間体を気にしていなければ。
もっと妊娠中のことについて勉強して、何が普通で何がおかしいのか理解していたら。
義母に言われたことに意地を張っていなければ。

結局、なりふり構わず子供を守れるような母親になれていなかったから、こうなってしまった。
まだこの大きくなったお腹の中にいて、でも亡くなってしまっている娘に対し、情けない親で申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

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