第3子 計画無痛分娩
今回は4回目の出産・2回目の計画無痛分娩でした。
(初めてのお産:子宮内胎児死亡により誘発分娩、2回目自然分娩、3回目計画無痛分娩)
前回の計画無痛分娩との比較もできたので、無痛分娩を検討している方の参考になれば。
それでは出産レポートをしていきます!
38w5d
朝6:00 起床
夜中、軽く前駆陣痛があったのと、1歳10ヶ月の次男の夜泣きで何度も起きる。
次男、普段から明け方起きかけて1、2回泣くことはあるが、この日は異常。
「ママ明日赤ちゃん産んでくるからね。暫くパパとにぃにと一緒に頑張ってね。」と伝えていたので、不安もあったのかなと思う。
いつもと同じ時間に寝室を出て、洗濯物を片付けたり朝ご飯の準備をする。
それから、今日からパパが息子2人をみなければいけないので、外に遊びに出てからお昼ご飯をすぐ食べられるよう、お弁当も用意。
朝ごはんを家族みんなで食べて、荷物を確認して、ワンコに行ってきますをして、主人に産院まで送ってもらう。
産院につくと、次男が「〇〇(次男名前)も行く!〇〇も行く!」と始まってしまったので、後ろ髪引かれながらささっと産院に入る。
産院到着
9:00 産院到着
まず内診をして、子宮口2cm。
2日前に最後の健診で子宮口2cmだったので変わっておらず、バルーン挿入必要とのこと。
10:00 分娩台に移動して、NST開始
10:30 バルーン挿入
下腹部も腰もどーんと痛くなる。お腹がずっと張っている感じで胃が刺激されるのか、少し吐き気もある。
10:45 抗生剤点滴開始
12:00 だいぶ痛い張りがくることもあるけど、全然我慢できる
13:15 先生の診察。
バルーン抜けてる=子宮口開いてきてる。もう子宮口7cm。
12時頃痛かったのが13時前にはあまり痛みなかったのは、バルーンが抜けた後だったからのよう。
13:30 人工破膜
内診ついでにパチン、ジョロジョロー という感じで、特に事前に何も言われず、「まぁ早い方が良いよね〜」なんて呟きながら破膜していく。
14:45 1分30秒間隔くらいで陣痛きてる。息を吐いてやり過ごす。痛いのは痛い。でも一番上の子の死産の時も、長男の時も、こんなもんじゃなかったよな、、どんだけ痛くなるんだっけ、、と耐えているうちにだいぶ進んでしまったよう。
無痛の良さもデメリットもあるので、担当の助産師さんと色々話しており、助産師さん的には、我慢強いみたいだし経産婦さんだし、迷うなら麻酔なくても良いんじゃないかな〜 という感じ。
最後まで迷った為、麻酔したところで生まれるまでに間に合うかどうかというタイミングに…。
自然な出産ではなく計画出産で赤ちゃんを出すこと自体に少し可哀想かなと思うところがあり。その上で、せっかく計画出産にして無痛ができる状況なんだからやっぱしよう!と思い、硬膜外麻酔チューブ挿入お願いする。
15:00 硬膜外麻酔準備開始
この辺りはもう陣痛がかなり強い。こんな強くなったタイミングで横になったり腰をグッと丸めた姿勢保持するとか、本当に…タイミングミス。
リスクは置いておいて、硬膜外麻酔のチューブを入れる痛みには何の心配もない。
補助のため看護師さんたち何人か集まってくれており、局所麻酔も痛いよ頑張って!と言われるが、陣痛の方がよっぽどなので、それは全然余裕。
麻酔のチューブを入れる針は太いのか、背骨をググッと押される感じで気持ちは悪い。
15:15 硬膜外麻酔開始
麻酔薬を流すと、ツーっと背中に冷たい水が流れる感じが分かる。
上半身とお腹で冷たさの感じ方の確認するも、どちらも変わらず。え、これせっかく入れてもらったけど、間に合う間に合わない以前に効いてない感じか…?と内心心配になる。
この頃には、赤ちゃんが相当降りてきているのが分かる。陣痛くるとすごくお尻の方に圧がくる。普通に痛い。あーこれもう、もう少しで全開だろうけど、麻酔効いてくるかな?
15:25 子宮口全開
麻酔開始直後の陣痛時の痛みはないので、効いてる感ある。一瞬の緩和だろうけど、落ち着いて迎えられそうなので麻酔入れた意味はあってよかった と一安心。
できるだけ赤ちゃんへの負担は減らしたい気持ちはありながら、硬膜外麻酔をして分娩した赤ちゃんは、そうじゃない子より疲れてしまう傾向はあるらしい。(助産師さん談)
実際、前回の計画無痛分娩の際
38週半ばの計画無痛分娩で生まれたけれど、退院頃までお疲れで、眠りがち。
この時は、バルーンが抜けて、人工破膜をして、子宮口6、7㎝くらいの時に硬膜外麻酔チューブを入れて麻酔開始したと思う。
⇨早めに麻酔開始できたことで、私の負担自体はすごく少なかった。無痛すごい!!と思った。
でも、産後、母乳がよく出るので飲ませたいのに、直母で飲む元気もない感じ。
無痛で生まれてるからまだ疲れてるね なんて言われ、そんなデメリットあったんだ…と少し後悔&落ち込む。
楽に飲める哺乳瓶に慣れてしまい、暫く搾乳要だったり。母乳の軌道に乗せるのが大変だった。
という感じでした。今回も完全母乳でいきたいので、次男の時のように疲れ切らせてしまうのは避けたい。
また、麻酔をすることで陣痛が遠のいてしまう可能性があり、それも避けたいということでだいぶ粘る。
赤ちゃんへの負担も含め、麻酔された時間を極短くできた点ではよかったのかなと思う。助産師さんにも、結果ちょうどよかったのではと言われる。
痔が出ていたこともあり、あまりいきまずに呼吸だけで産もうという話だったので、深呼吸を続けて、自然に降りてくるのを待つ感じ。(←6日前に、長男の友達が3家族遊びに来て、だいぶ無理して動いてたら痔が出てしまい激痛。4日前に受診し、薬を塗っていました。)
張ってくる感じは分かるし、出てきそうになっているのも分かるけど、痛みっていうのはあまりない。けど、なんか目が閉じていく。瞼が重くなる感じは、前回の次男の無痛分娩の時にもあった。
15:35 酸素マスク装着
無痛分娩は、落ち着いているから深呼吸ができて、赤ちゃんにうまく酸素がいって良いのかなと思っていたけれど、赤ちゃんの心拍が落ちて苦しいサインが出るので、酸素マスクする。これも前回の無痛分娩同様。
長男の麻酔なしの自然分娩の時は、息も絶え絶えで変な力も入って、それこそ赤ちゃんが苦しくなりそうな感じがするけど、意外と自然に生まれる方が赤ちゃんに酸素いくのか?
一番狭いところで赤ちゃんも苦しそうなので、息を吐きながら少しいきむ。
15:53 赤ちゃん誕生
助産師さんに、下見ててねと言われる。進行具合をほぼ言われていなかったので、え、もう生まれるのか!という感じ。肩出ますー と言われながら、赤ちゃんお目見え。はぁぁ生まれたよかったぁぁと思う安心感と一緒に、なんか胎脂多すぎない??苦しかったからか色も悪いか??早く泣いてーと心配も。
その後すぐ泣いてくれました。
一番上の子のお産があるので、生まれてきて泣いてくれるというのは私にとってすごく感じるものが。
胎脂はやはり多く、37週で生まれた子くらいの感じだとのこと。全然生まれる気がしてなかったのは、やっぱりまだ生まれるタイミングじゃなかったからなのかなぁと少し罪悪感もあるけれど。県内に親戚もおらず夫婦でなんとかやるしかない私たちは、上の子たちのこともあるしやはり計画分娩にすることは仕方なかったかなとも思います。
妊娠初期の検査でサイトメガロウイルス陽性(←過去記事はこちら)等、心配事はたくさんあるのですが、とりあえず無事に生まれてきてくれて本当によかった!
まとめ
経産婦の無痛分娩、麻酔の目的にもよりますが、急激にお産が進んだりすることも多いので、麻酔のタイミングが難しいと思います。
麻酔を始めるタイミングはどうであれ、絶対に麻酔をすると決めているなら、子宮口5.6cmのうちにチューブだけでも入れておいてもらえたら一番良いと思います。全開になりかけの陣痛の中、硬膜外麻酔チューブの挿入は辛い!
麻酔の効いた時間は極短かったけれど、いざ生まれる瞬間を落ち着いて迎えられて本来の目的を果たせたし、赤ちゃんも次男の時よりお疲れな感じが少なく、結果良いお産でした!
お産方法を検討中の方の参考になりますと幸いです⭐︎